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外国債券



外国債券とは

外国債券(外債)は、一般的には、「外貨建て債券」のことをいいます。
日本円でなく、米ドルや豪ドルといった円以外の通貨で発行されている債券です。



外国債券の特徴


海外の高金利を享受

外債投資の最大の魅力は海外の高い金利を得られることです。
円建ての債券では日本の金利水準が適用され、米ドル建ての債券であればアメリカの金利水準が適用されます。
一般的に新興国と呼ばれている国々の金利は高位ですが、カントリーリスク、為替変動リスク等には十分注意する必要があります。
主要国の政策金利比較20201204


円安時にメリット

外国債券は、為替変動の影響を受けます。
購入水準より円安になると、為替差益を享受できますが、
円高になると、為替差損が生じ、投資元本を割り込む場合があります。
円安時のメリット20210407


債券から得られる収益には「利息収入」と「売却益」があります。

利息収入定められた期間ごとに受け取る利息。満期までの金利は、購入時に外貨ベースで確定しています。
売却益購入代金と売却代金の差額。代金は(外貨単位×為替×債券単価)で計算されるため、債券単価が同じであれば、売却時に為替が円安になっていれば売却代金が増え、売却益が発生します。

「利息収入」、「売却益」を受取る際には、外貨を円に換えますので、円安時に円換算価値は上がります。円換算してみると為替水準しだいでは元本割れの可能性もあるので、そのリスク特性には十分注意が必要です。また、償還までの最終利回りと現在の売却益を比較し、検討することも必要となります。


分散投資効果が高い

一般的に、株式と債券は異なる値動きをすると言われます。
ポートフォリオを株式だけで組むよりも、債券など値動きの異なる複数の金融資産に振り分けることで、全体のリスクを下げながら、より安定した収益を目指すことができます。

中長期的に優れたリターンを実現するためには特定地域の資産への投資に集中しないことが運用の鉄則と言われています。

 運用方法 メリット リスク インフレヘッジ デフレヘッジ通貨の分散
投資効果
 国内株式値上がり益
配当収入
 値下がり××
 国内債券値上がり益
利子収入
値下がり
×
×
 海外株式値上がり益
配当収入
円安時
値下がり
円高時
×
 海外債券値上がり益
利子収入
円安時
インフレに弱い
円高時

×



発行体の格付けも重要

外債投資において、発行体は重要な投資判断のひとつです。
発行体の信用力を調べる際には、第三者の評価機関が発行体の財務内容などを評価し、ランク付けをおこなう「格付け」が参考になります。
R&Iを例にすると、格付けは「AAA(トリプルエー)」が最高で、「AA(ダブルエー)」、「A(シングルエー)」、「BBB(トリプルビー)」といった順に信用力が低くなっていきます。
一般的に格付けが高いほど、元本の返済や利払いの確実性が高いといえます。




リスクについて

価格変動リスク
途中売却の場合には、売却時の債券市況や金利水準等により、債券の売却価格が変動し、外貨ベースの買付価格を下回ることもあります。
発行者の信用リスク発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、元本や利息の支払能力(信用度)が変化し、損失を被ることがあります。
為替リスク為替相場の変動により、円によるお受取り金額は増減し、損失を被ることがあります。
カントリーリスク外貨建て債券のため、通貨当事国の政治情勢等の影響を受け、損失を被ることがあります。
流動性リスク流動性や市場性の乏しいものについては、償還前の売却が困難であり、このことが売却価格に悪影響を及ぼす恐れがあります。
費用について外貨建て債券を当社との相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお支払いいただきます。なお、外国債券のご購入・償還・途中売却時及び利金お支払時には為替手数料(スプレッド)がかかります。


詳細は、お近くの営業店窓口までお問合せ下さい。店舗案内



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