特定口座とは

特定口座とは、証券会社の取引口座のひとつで、この口座を開設されると、証券会社はお客様に替わって、取引の損益の計算をし、株式の売買で発生する税金の納付に必要となる手続を代行いたします。
お客様が特定口座を利用することで、原則として確定申告をしなければならないところを証券会社が代理で納税するので、簡易に済ますことできます。

特定口座を開設する際には、「源泉徴収あり」または、「源泉徴収なし」を選択していただきます。
この選択は、その年の最初の売却、解約、償還までに行う必要があります。
なお、一度売却すると、翌年まで、変更はできません。
「源泉徴収あり」を選択した場合は、確定申告が不要となります。
株式の売却の度に、証券会社が納付税額を計算し、源泉税としてお客様の口座より、徴収いたします。
「源泉徴収なし」を選択した場合は、確定申告が必要となります。
証券会社は、1年間の取引結果を「年間取引報告書」にまとめ、お客様にお渡しいたしますので、お客様自身が納税金額を計算し、税務署で確定申告を行っていただきます。
尚、特定口座を開設されない場合は、一般口座となり、お客様自身で損益計算と納税額の計算の両方を行い、「計算明細書」を作成いただき、税務署で確定申告を行うことになります。

年間取引報告書

1年間の譲渡所得等が記載されたもので、原則翌年の1月末までに、お客様にお届けいたします。
この報告書により、簡易な確定申告が可能となります。